ウィンカーを出すタイミングは?
~運転テクニック編~
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます!今年も興味が持てそうな魅力的な記事を発信していきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします!
記念すべき新年第一回目は、ウィンカーについて考察したいと思います。
『どのタイミングで出せばいいのか?』
普段から運転していても、改めて法律的な点を考えると、難しいかもしれません。答えは、次のタイミングになります。
・右左折、転回は、この行為をしようとする30メートル手前
・進路変更は、進路を変えようとする約3秒前
そういえばそうだった!と、思い出していただけたかもしれません。
ただし、思いだしたとしても、どのタイミングで出せば確実にウィンカーを出すことができるのかは、至難の業になります。交差点ごとに30メートル手前の目印でもあればいいのですが、そういうわけにもいきません。
そこで、次に、合図を出すタイミングの目安について考えてみましょう。今まで実施してきた教習の中で、好評だった方法を載せてみます。勿論方法は他にたくさんありますので、参考程度にして、アナタが使いやすいものを選択して下さい。
①小中学校のプールをイメージする
小中学校のプールの長さをイメージしてください。大体は、25メートル、または50メートルという長さだったのではないでしょうか?25メートルだったという方は、大体そのプール一つ分。50メートルだったら、その5分の3くらいの長さをイメージします。そのイメージを基に、約30メートル手前をイメージして合図を出してみます。
ただし、この方法は、プールがこれ以外の大きさだった、通った学校には全てプールのなかった、という方には難しいですし、全く持ってイメージできない、という場合にも不可になります。
②1秒間に移動する距離から換算する
例えば、時速40キロで走行しているとき、クルマは1秒間に何メートル移動するでしょうか?そんなことをいきなり言われても戸惑うばかりかと思いますが、計算してみると、
約11メートル
になります。これを踏まえて、40キロの場合では、約3秒前に合図を出せば、30メートル以上の距離を確保できることになります。従って、理論的に考えれば、時速40キロメートル以上のスピードが出ていれば、約3秒前に出せばOKということです。
『まとめ』
以上、簡単ではありますが、ウィンカーを出すタイミングを、イメージ的な面、論理的観点、の2つから考察してみました。これは、ほんの一例に過ぎませんので、もっといい方法もあるかと思います。もし、迷った場合は、やや早めのタイミングで出しましょう!早すぎると、停車するのかと勘違いされて危険なタイミングで追い越されてしまうリスクが発生するので、これはよくありません。
ちなみに、ウィンカーですが、
・その行為が終わるまで継続しなければならない
という決まりがあります。交差点の直前でちょこっとだけ付けたり、進路変更時にカッコつけて1回だけ合図を光らせて終了、という方を見かけることがありますが、これは、ウィンカーを出す理由を取り違えています。ウィンカーとは、
・周囲に右左折や進路変更をするという意思表示をする
ために出します。従ってその行為をするときは、ちゃんと出すべきですし、出した方が進路変更もスムーズにできます。
このことを踏まえて、今日からスムーズ、スマート、スマイリーなウィンカーを目指して出してみましょう!!