知っているようで知らないマークたち!アナタは知っていますか??
今回は、バックの奥義のはざまになってしまいますが、
閑話休題的に、こんなテーマを取り上げてみたいと思います。
道路交通法って実は生き物なのです!
「???」っていう感じですが、毎年どこか改訂され、
アップデートされています。
運転免許制度を見ても、
昔は普通免許で乗れたトラック達は、
今では準中型免許以上がないと乗れない、など、
大きく変わっています。
従って、アナタの知らない世界が、
道路交通法において、かなり深く荒野のように
広がっている可能性があります。
そんな中で、今回は、車に貼られているマークについて、
考えてみましょう。
これも、その昔は車に貼るマークなんて、
1種類しかありませんでした。
では、もうすぐ令和になろうとしている現代では
どんな感じなのか見てみましょう!
では、さっそく質問です。
こんなマーク、覚えはあるでしょうか??
まずは、コレです!
これは、誰もが知っているハズですよね!
答えは、初心者マークです!
正式名称は、「初心運転者標識」といいます。
免許を取ってから1年以内の初心運転者が
普通自動車を運転するとき、必要なものです!
ちなみに、昭和47年(1972年)から導入されているそうです。
かの有名な、「あさま山荘事件」と同じ年ですね!
では、続いて第2問!
これもいいと思います!高齢者マークですよね!
右は旧デザインですが、当面は使用可能です。
配色が災いして
「枯れ葉マーク」
という言い方が広まって、
高齢者からクレームが殺到し、
現在のデザインになっています。
どうでもいい話として、
指定自動車教習所のマークというモノもありますが、
当時、そのマークを公募していて、私もデザインして応募しました!
で、残念ながら不採用ではあったのですが、実は、
このデザインに酷似しています。
この指定自動車教習所のマークが正式採用されてからほどなくして
高齢者マークも新デザインが出てきました。
しかし、こんなデザインは誰でも思いつきそうですし、
今回の公募とは一切関係ないので、
なんの文句も言えませんが、ワタクシ、死ぬまで、
「似ているよなあ~~!!」
って独り思い続けることにします(笑)
この高齢者マークを付けることは、
今現在は、任意になっています。
つまり、つけるかつけないかは、その人次第です。
では、ちょっとレアかもしれないこれは?
これは、聴覚障がい者マークです!
運転免許の条件に付けられる聴覚障害とは、
10メートルの距離から90デシベルの警音器
が聞こえない程度の状態を指します。
こちらのマークは運転時につけなければなりません!
参考までに、聴覚障害をお持ちで免許に条件が付いている方は、
幅の広いルームミラーを取り付けることも同時に義務となっています!
更に、調子に乗って、これは?
答えは、身体障がい者マークです!
肢体不自由のために免許に条件が付いている方が付けるものです。
こちらのマークも、つけるかどうかは任意になっています!
全問正解しましたでしょうか?
これもご参考までに、
これらのマークは、
地上0.4メートル以上1.2メートル以下の見やすい場所へ、
前と後ろの2か所に貼ります。
義務になっているマークは注意してください!
知っているつもりでも、法律が改正されて、
気が付いたら全く知らないことが追加されている!
ということは、多々あります!
毎年5月に改正されるので、
できれば新聞、メディアなどで
情報を仕入れておくとベターですね!