『バックの奥義(その2)』

f:id:enjoydriving:20190421152255j:plain

前号から少し時間が空いてしまいました。

バックについてお話を進めていましたが、

今回はその続きを考えたいと思います!

 

後輪の位置について考える

前回のおさらいをすると、

バックのポイントは2つありました。

 

・視線

・後輪の位置(車体感覚)

 

今回は、もう一つの後輪や、車体感覚

について検討していきましょう。

 

具体的な後輪の位置とは?

では、その具体的な位置とはどこなのか?

というのを考えましょう。

 

外側から見た場合

まずは、外側から実際に観察して、

後輪、その他の位置を把握しておきましょう!

 

f:id:enjoydriving:20190421144058j:plain

 

セダン型はこんな感じです!

 

f:id:enjoydriving:20190421144137j:plain

 

箱型はこんな感じです。

 

車種によってタイヤの位置は違いますが、
デザイン的にはこの2種類に

分かれるかと思います。

トラック型など、その他のタイプも

改めて外側から確認して下さい!

 

車内から見た感覚

次に、車内から後方を覗いた感覚を

写真を使ってみて見ましょう。

自作した画像なので、

イメージが掴みにくいのが恐縮です。

 

セダン型はこんな感じです!

 

f:id:enjoydriving:20190421145434j:plain

 

箱型はこんな感じになります。

 

f:id:enjoydriving:20190421145504j:plain

 

この矢印と楕円形は、

外側から見たタイヤの位置を示しています。

この観察から基本的な

後輪の位置をまとめますと、

 

ピラー(車体と屋根をつないでいる柱)

の下に後輪が存在する

 

ということが言えます。

商業用のバンタイプは

後輪が収まっているタイヤハウスが

大きく張り出していることが多いので、

より分かりやすいかと思います。

 

直接見えない後輪については、

このようにして、外側の位置を確認してから

車内からどの位置にあるのかということを

把握しておく必要があります。

トラックや見え方の違う車種については、

改めてご自分で確認してみて下さい!

 

視線と後輪の位置を組み合わせてバックする!

では、後輪の位置が把握できましたので、

実際にバックするときはどうすればいいのでしょうか?

 

結論的には、視線とこの要素を

組み合わせて走れば良いのです!

 

つまり、

 

先を見ながらタイヤの位置を気にかけて

バックをしていく

 

ということです。

f:id:enjoydriving:20190421150919j:plain

一例として、前号でも登場した

この画像を見てみましょう。

緩やかなカーブになっています。

もし、このカーブをバックさせる場合、

 

・道路の行き先を捉えつつ、

・タイヤの位置を把握しておきながら

・車体を当てないように

・ハンドルとアクセル、ブレーキを使って

 

調整すればよいのです!

 

まとめ

今回と前号で、バックについて検討してみました。

視線と車体感覚、特にタイヤの位置について

触れてみました。

前進との違いは、

前進と見える風景が違うこと

死角が大きく見にくいこと

にあります。

従って、そこをどう克服して

いけばよいのかという

アドバイスになればと思い、

取り上げてみました!

アナタがバックさせるとき、

参考にしてみてください!

 

ちなみに、車庫入れはどうするのか、

と、思うかもしれませんが、

基本的にはこの要素を考慮して

車庫自体に収めるだけです!

応用的なポイントは、

 

・駐車スペースへのライン取り

・タイヤの動き

・ミラーを使用する

 

という点です。

 

今後、どこかのタイミングでこれを

取り上げていきたいと思います!