『車を洗車する重要性とは?』
~快適カーライフ編~
たまにしか車に乗らないアナタにとって、洗車についてはどう思うでしょうか?
「別に汚くたって、動けば問題ない」
もちろん、これも答えの一つだと思います。
しかし、洗車とは、単にきれいにする以上の役割も存在します。
今回は、そこに焦点を当てて検討していきたいと思います。
『なぜ洗車すべきなのか?』
まずは、客観的に、洗車をすることによるメリットを考えたいと思います。
①きれいになる、見栄えが良い
②汚れによる塗装の劣化、サビ防止
③各部に異常がないかどうかの点検
①については、この文章のままです。やはり、きれいと汚いでは、きれいな方がいいに決まっていると個人的には思います。汚いものが好きで好きで仕方ない、という方はそのまま乗ってもらえればいいですが、やはり、前面ガラス一枚でもきれい、室内のホコリがない、というだけで、運転時の気分も上を向きます!
ただし、重要な部分は②以降になります。
汚れと塗装の劣化は関係あるのか?という疑問ですが、これはあります。
例えば、鳥のフン。長期間放っておくと、確実に劣化していきます。鳥のフンは酸性ですが、実は、「クルマの塗装は酸性に弱い」という特性があります。参考までに、昔、バイクのメッキ部分に鳥のフンが付いて放置したら、その部分だけ緑色に変色していまい、修復不能になりました。
ほかには、融雪剤による腐食です。これも、付着して放置すると、サビだらけになってしまいます。雪国や海沿いの方は頻繁に洗車できないかもしれませんが、可能な限り洗車することをお勧めします。特に、普段は目立たない下廻り。見える部分だけ洗っても、ここをやらないと、悲惨なくらいサビが進行する場合があります。
そして、普段の洗車における最重要ポイントは、③です!
例えば、ガラスやライトのレンズに傷やクラックが入っていないか、球切れはないか、タイヤが大丈夫か?などの点検を兼ねて洗車をしていきましょう。そうすることによって、何か異常があれば、手遅れになる前に対策ができます。ガラスにクラックが入ると車検は通りません。もし、軽い傷であれば、修理(リペア)することができ、比較的安価で直せます。しかし、軽いまま放置しておくと、運が悪いと一気にクラックが進行し、手遅れになったり、最悪の場合は、いきなり割れることもあります。こうなると、ガラス交換せざるを得なくなり、高額になると、愛車を手放す結果になるかもしれません。
『まとめ』
クルマを洗う行為とは、単にきれいにする以上の役割があります。もし、クルマを持っていても放置しているアナタ!これを機に、今からでも洗車をしてみましょう!!具体的な方法については、またの機会にお伝えします。