『クルマの運転に欠かせないもの、それはミラーだ!!』
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『ミラーほど重要なものはない』
運転で欠かせないものはたくさんあります。「たくさん」というより、ほぼすべてが大切であり重要であると断言しても過言ではありません。では、ミラーも重要なのでしょうか?もちろんです!
ただ、久々に乗ったり、現在ペーパードライバー状態だったりすると、あまりピンと来ないかもしれません。運転する以上、ミラーは必須のアイテムです!たとえ地球上にアナタ一人しかいなくても、車庫入れする場合や狭い道などに使います。
たまに、ドアミラーをたたんだまま運転している高齢者や初心者の方を見かけます。もし、そんな方に遭遇した場合、直ちに距離を取ってください。
これは、
「私は、運転時に安全確認をしていません」
と、高らかにアピールしているようなものです。ぶつけられないように対策を講じるに越したことはありません。
では、実際にどのような位置が正しいのか見ていきましょう。
【ルームミラー】
ポイントは、余分な部分がなく後ろ全体が写り込むことです。進路変更、交差点の右左折時や発進時など、後方の様子については、初めにこのミラーで状況と距離感を確認します。
関係ない部分が写ってしまうと、その分本来見えるはずの部分が見えないので、ストレスと一抹の不安を感じます。まとめると、以下の2点が調整のコツになります。
・景色全体がミラー全体に写る程度に調整
・天井や室内は、なるべく写り込まない位置
【サイドミラー(ドアミラー)】
逆に、サイドミラーは、敢えて車体を写り込ませます。こうすることにより、特に車体の左右の距離感が掴みやすくなります。
例えば、左にピタリと寄せたい時などは、身についている車体感覚を使いつつサイドミラーも併用すると、非常にやりやすくなります。逆に、車体の写り込みがない場合、立体感に乏しいため、よくわかりません。こちらのポイントは、以下になります。
・左右は、車体がミラー全体の4分の1程度写り込むようにする
・上下は、下半分が道路。または地平線(道路と空の境目くらい)に調整
【まとめ】
構造的な観点から申し上げますと、実は、ルームミラーは平面、サイドミラーは、凸面に作られています。メーカー純正のもの(ここでは、メーカーが製造時に初めから取り付けたもの)はまずこのスタイルです。
平面鏡のルームミラーは距離感が正確に掴め、ワイド感のあるサイドミラーは後方を広い視野で捉えることができます。この二つの利点をフルに生かすために、このような調整方法が有効になります。
車の運転に、ミラーは欠かせません。たかがミラー、と考えて、あいまいな調整になっていませんか?たかが、ではなく、されど、です。上手な人ほど頻繁にミラーを活用し、後方の状況をよく把握しています。
ペーパードライバーを卒業したいアナタ。今日から後方視界にこだわってみましょう!!