『車を洗車する重要性とは?』

f:id:enjoydriving:20190116215233j:plain

                              ~快適カーライフ編~

たまにしか車に乗らないアナタにとって、洗車についてはどう思うでしょうか?

「別に汚くたって、動けば問題ない」

もちろん、これも答えの一つだと思います。

しかし、洗車とは、単にきれいにする以上の役割も存在します。

今回は、そこに焦点を当てて検討していきたいと思います。

 

『なぜ洗車すべきなのか?』

まずは、客観的に、洗車をすることによるメリットを考えたいと思います。

①きれいになる、見栄えが良い

②汚れによる塗装の劣化、サビ防止

③各部に異常がないかどうかの点検

 

①については、この文章のままです。やはり、きれいと汚いでは、きれいな方がいいに決まっていると個人的には思います。汚いものが好きで好きで仕方ない、という方はそのまま乗ってもらえればいいですが、やはり、前面ガラス一枚でもきれい、室内のホコリがない、というだけで、運転時の気分も上を向きます!

ただし、重要な部分は②以降になります。

汚れと塗装の劣化は関係あるのか?という疑問ですが、これはあります。

例えば、鳥のフン。長期間放っておくと、確実に劣化していきます。鳥のフンは酸性ですが、実は、「クルマの塗装は酸性に弱い」という特性があります。参考までに、昔、バイクのメッキ部分に鳥のフンが付いて放置したら、その部分だけ緑色に変色していまい、修復不能になりました。

 ほかには、融雪剤による腐食です。これも、付着して放置すると、サビだらけになってしまいます。雪国や海沿いの方は頻繁に洗車できないかもしれませんが、可能な限り洗車することをお勧めします。特に、普段は目立たない下廻り。見える部分だけ洗っても、ここをやらないと、悲惨なくらいサビが進行する場合があります。

f:id:enjoydriving:20190116214909j:plain

 

そして、普段の洗車における最重要ポイントは、③です!

例えば、ガラスやライトのレンズに傷やクラックが入っていないか、球切れはないか、タイヤが大丈夫か?などの点検を兼ねて洗車をしていきましょう。そうすることによって、何か異常があれば、手遅れになる前に対策ができます。ガラスにクラックが入ると車検は通りません。もし、軽い傷であれば、修理(リペア)することができ、比較的安価で直せます。しかし、軽いまま放置しておくと、運が悪いと一気にクラックが進行し、手遅れになったり、最悪の場合は、いきなり割れることもあります。こうなると、ガラス交換せざるを得なくなり、高額になると、愛車を手放す結果になるかもしれません。

 

『まとめ』

 クルマを洗う行為とは、単にきれいにする以上の役割があります。もし、クルマを持っていても放置しているアナタ!これを機に、今からでも洗車をしてみましょう!!具体的な方法については、またの機会にお伝えします。

 

ウィンカーを出すタイミングは?

f:id:enjoydriving:20190108225145j:plain

                              ~運転テクニック編~

 遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます!今年も興味が持てそうな魅力的な記事を発信していきたいと思いますので、どうぞ、よろしくお願いいたします!

 記念すべき新年第一回目は、ウィンカーについて考察したいと思います。

 

『どのタイミングで出せばいいのか?』

 普段から運転していても、改めて法律的な点を考えると、難しいかもしれません。答えは、次のタイミングになります。

 ・右左折、転回は、この行為をしようとする30メートル手前

 ・進路変更は、進路を変えようとする約3秒前 

そういえばそうだった!と、思い出していただけたかもしれません。

ただし、思いだしたとしても、どのタイミングで出せば確実にウィンカーを出すことができるのかは、至難の業になります。交差点ごとに30メートル手前の目印でもあればいいのですが、そういうわけにもいきません。

 そこで、次に、合図を出すタイミングの目安について考えてみましょう。今まで実施してきた教習の中で、好評だった方法を載せてみます。勿論方法は他にたくさんありますので、参考程度にして、アナタが使いやすいものを選択して下さい。

①小中学校のプールをイメージする

 小中学校のプールの長さをイメージしてください。大体は、25メートル、または50メートルという長さだったのではないでしょうか?25メートルだったという方は、大体そのプール一つ分。50メートルだったら、その5分の3くらいの長さをイメージします。そのイメージを基に、約30メートル手前をイメージして合図を出してみます。

 ただし、この方法は、プールがこれ以外の大きさだった、通った学校には全てプールのなかった、という方には難しいですし、全く持ってイメージできない、という場合にも不可になります。

②1秒間に移動する距離から換算する

 例えば、時速40キロで走行しているとき、クルマは1秒間に何メートル移動するでしょうか?そんなことをいきなり言われても戸惑うばかりかと思いますが、計算してみると、

約11メートル

になります。これを踏まえて、40キロの場合では、約3秒前に合図を出せば、30メートル以上の距離を確保できることになります。従って、理論的に考えれば、時速40キロメートル以上のスピードが出ていれば、約3秒前に出せばOKということです。

 

『まとめ』

 以上、簡単ではありますが、ウィンカーを出すタイミングを、イメージ的な面、論理的観点、の2つから考察してみました。これは、ほんの一例に過ぎませんので、もっといい方法もあるかと思います。もし、迷った場合は、やや早めのタイミングで出しましょう!早すぎると、停車するのかと勘違いされて危険なタイミングで追い越されてしまうリスクが発生するので、これはよくありません。

 

 ちなみに、ウィンカーですが、

 ・その行為が終わるまで継続しなければならない

という決まりがあります。交差点の直前でちょこっとだけ付けたり、進路変更時にカッコつけて1回だけ合図を光らせて終了、という方を見かけることがありますが、これは、ウィンカーを出す理由を取り違えています。ウィンカーとは、

 ・周囲に右左折や進路変更をするという意思表示をする

ために出します。従ってその行為をするときは、ちゃんと出すべきですし、出した方が進路変更もスムーズにできます。

 このことを踏まえて、今日からスムーズ、スマート、スマイリーなウィンカーを目指して出してみましょう!!

Driving after a long time, let's check the deadline of your driver's license first!

f:id:enjoydriving:20181218082532j:plain

"Is the expiration date of the license okay? "

People who have not taken a license and are not driving "paper drivers" are increasing year by year. If you are driving for the first time in a while, there are many worries and uneasy elements. Such anata has points that I would like you to check first.


That's "the expiration date of your driver's license".

Practice of driving is also very important, but please check this point first! I have not confirmed almost this unless you need it. If you are driving only occasionally, those who have not been driving for a while, that possibility will be even higher.

"What happens if the license expires? "

Your expiration date will be invalid if your time limit expires. Unlicensed driving,
"Inadvertently revoked"
It will be in the state. There is no validity of the license itself, so I will not do anything if I go to the police.
If the lucky expiration date is within six months, we will issue a temporary license. After practicing on the street, you can start from the examination at the examination place, or enter the driving school and start from the second stage (street training on the current system). If it should have been past six months, it is redoing from the beginning. Whether you have a two - class license or a motorbike license you lose everything.

"Why will my license expire?" 

Well there are,
"Updated postcards did not arrive without noticing"
That's why. About 70% is occupied by experience. Why are not you all aware of it?

The answer depends largely on your living environment. In other words, it is whether you are in an environment where you will receive an updated postcard.

For example, I think that there are many people who move residents' votes after moving. At that time would you go to the Public Safety Committee of the address area, that is, the nearest police station and change the current residence of the driver's license?

If it has not been changed, postcards will not be applied to you. Because this updated postcard is sent without transfer. Even if you are transferring at the post office, this postcard is mailed to the address listed on your driver's license. If there is no such person, it will be returned. For those who have actually been revoked, most of them have revoked their driver's license for this reason. There was also a pattern that if the address was left at home, the postcard was abandoned without being noticed by the parent, that the parent forgot it and did not notice.

"Summary"

Your driver's license is a document you should check at your own risk. In other words, it becomes "the most important document" about driving. Of course, people who use licenses as identification cards will also see a lot. Perhaps, you may be one of the paper drivers.
Of course it is fine, but sometimes check only the expiration date! The license itself will be reissued even if it is lost, but if you lose the deadline you will never come back again.
Practice is very important for the paper driver, but practice is very important, but as a checkpoint before that, please check the part here, whether you are okay with your driving license. In case
Driving can be practiced any number of times afterwards!

安全運転における最重要項目とは?

f:id:enjoydriving:20181212213209j:plain

 

                              ~運転テクニック編~

 

 久しぶりに道路を運転するとき、不安にならないで走る重要なテクニックとは何でしょう?

上手な操作でしょうか?それも必要ではありますが、絶対条件ではありません。

判断力?もちろんそれは大切です。

実は、それに付随して、「危険予測」が非常に重要になります!それは、どうしてなのでしょうか?

今回は、このことをテーマに考えていきたいと思います。

 

『なぜ、危険予測が重要なのか』

 アナタの運転を理論的に分析すると、以下の繰り返しで行われています。

 認知(ここでは、発見すること)⇒判断⇒操作

そして、この3つで一番大切な要素は、

 認知

です!なぜなら、運転時は、認知できないと、その先の判断も操作もやりようがありません。

 例えば、赤信号になっていても、アナタが「赤」ということを発見できなければ、その先の「停まらなくては!」という判断も、「ブレーキを掛ける」という操作もできず、信号無視か重大な交通事故になってしまいます。

従って、道路を安全に運転するためには、認知(⇒判断)をするために、まずは起こりうる危険を予測することが、とても大切になります。

このことは、昔免許を取るときに習ったことがあるかもしれません。

 ただ、免許を取るときには、これは大して重要な問題ではないはずです。おそらく、友達と教習の進み具合について話す、とか、あの教官は怖いから当たりたくないなあ、とか、の方が大事だったと思います。今免許を取っている18歳の人々を見ていても、大体そんな感じですし、学科教習は眠たそうに講義を聞いています。

 

『かもしれない運転と、だろう運転』

 では、どうすればいいのでしょうか?

それは、この先何か起こるかもしれない、と、予測する、

「かもしれない運転」

をしてください!

 例えば、信号交差点では、今現在は青ですが、「赤になるかもしれない」と、予測を立てながら運転する方法になります。

 しかし、大変残念なことに、ほとんどの方は、「青だから行けるだろう」という、

「だろう運転」

になっています。これは、客観的に見ると、かなり危険な方法です。安全に運転する、という責任において、これは絶対にやってはいけません!

 

往々にして交通ルールを無視して走行しているドライバーはたくさんお見えになります。そんな交通場面において、「みんないい人だから大丈夫!」という性善説で運転をすることは、自ら、交通事故に向かって邁進していることと一緒です!アナタが交通事故を積極的に起こすことはないかもしれませんが、交通事故をもらわないためにも、この「危険予測」が

「とても大切なお守り」

として機能します!いまからでも遅くありません。この瞬間から、ハンドルを握るときには危険予測を実行しましょう!楽しい運転は、無事に帰ってくることが第一歩ですから!!

 

 

『タイヤの敵は、ひび割れ・摩耗・空気圧!』

f:id:enjoydriving:20181204220312j:plain

                           ~エンジョイカーライフ編~

楽しいカーライフをエンジョイするためには、実は、運転技術だけではありません。運転操作はもちろん、クルマの選択、メンテナンス、使い方、あらゆる要素が加わるものです。今回は、命にかかわることで、アナタが興味がなければあまり気にしない部分、タイヤに関して考察していきましょう。

 

Q:なぜタイヤは重要なのか?

 A:数ある部品の中で、地面とクルマが接地している部分はタイヤしかないからです!

つまり、アナタの命は、タイヤに託していると言えます!このタイヤの良し悪しで助かる場合もありますし、そうでない場合もあります。タイヤにこだわる他の理由としては、

 ・快適性

 ・燃費の良し悪し

 ・タイヤそのものの寿命が変化する

が挙げられます。

 

Q:タイヤの何に気を付けるべきか? 

A:主に、次の3点を重点的に見ましょう!

 ① 溝の深さ

 ② 劣化していないか(ヒビや亀裂はないか、ゴムが硬化していないか?)

 ③ 空気圧は大丈夫か?

 

① まず、ウェアインジゲーター(スリップサイン、摩耗限界線)を調べてみましょう。タイヤの側面をよく見ると、△の表示があります(一部のメーカーは除きます)そして、その延長線上や近くを見ると、溝の浅い部分(盛り上がり)があります。そこがウェアインジゲーターになります。この浅い部分が表面に現れると、残りの溝の深さが1.6㎜以下になります。そうなると、車検は通りませんし、制動距離がかなり長くなります(つまり、いつものように停まれません)

 

f:id:enjoydriving:20181204220614j:plain

 

② ヒビや亀裂の入ったタイヤは、最悪の場合、バースト(タイヤがハゼる)することがあります。

体験談としては、昭和な古いスクーターに乗っていたときにバーストしたことがあります。「所詮原付さ!」、と、高をくくってヒビだらけのタイヤで走っていたら、バイクがガタガタし始めました。よく見ると、タイヤのヒビの間からチューブが走行中に風船ガムみたいに膨らんでいます。「山の中だし、まあ、いいや」と思い走行し続けたら、突然「パンッ!」という音と共に、タイヤはバースト。スピードは遅かったので、大したことありませんでしたが、その後、泣きが入りながら永遠にバイクを押して街まで歩きました。


 もし高速走行時のクルマだと、目も当てられない状態になってしまいます。

 

f:id:enjoydriving:20181204220647j:plain

 

 

③ タイヤの空気圧はとても重要です。空気圧は、運転席の側面に規定値が書いてありますので、ぜひ確認してください!ちなみに、タイヤの空気圧が低いと、以下の原因になります。

 ・バーストの原因になる

 ・ハンドルを取られる

 ・ハンドルが重くなる

 ・タイヤの摩耗が早くなる

特に、1本だけ空気圧が低い場合、ハンドルを取られたり、異常な摩耗したりします。経済的には、タイヤ1本でも結構な負担になると思いますし、最悪の場合、4本全て交換ということもあり得ます。

f:id:enjoydriving:20181204221431j:plain

 

運転の楽しさ、快適さは、走りやすさ、しっくりくるマシンの良し悪しが左右します。しっかりとメンテナンスをしましょう。特に、命を預けるタイヤ!しっかりとした手入れ、あとは、それなりに性能の良いタイヤをお勧めします!! 

『窓ガラスの敵、結露を一層させる方法!』

f:id:enjoydriving:20181128171441j:plain

                             ~快適カーライフ編~

 今年もまた寒い季節がやってきました。寒い時や条件の悪い時ほど

クルマに乗る確率も高くなるはず。

「よし、今日は自転車で行こう!」

と、こぶしを握って喜ぶ!わけもなく、選択肢があれば、クルマを運転して出かけると思います。

 ただし、寒い季節の運転は、それなりに注意点があります。

今回は、『窓が曇ってしまうがどうやって除去すればいいのか分からない』

というリクエストをいただきましたので、検討しましょう。

 

『なぜ窓が曇るのか?』

 そもそも、なぜ窓は曇るのでしょうか?答えは、結露するためです。寒い冬に、室内でストーブを使うと、窓にびっしりと水滴がついてしまうアレと同じ原理です。また、室内と室外の境界温度の差が大きい場合や、室内の湿度が高い場合に発生しやすくなります。車内の場合、人間の吐く息には水分がたくさん含まれているので、ヒーターを使用した場合や、雨の日は曇りやすくなります。

 

『どうやって曇りを取るのか?』

 では、具体的にはどうやって曇りを取ればいいのでしょうか?

 

①窓をきれいにしておく

 そんなの当たり前じゃないか!と、言われそうですが、室内の窓ガラス、ちゃんと磨いていますか?外はよく磨いても、中はあまり、というケースをよく見かけます。ホコリや排気ガスの微粒子が付着していると、ガラスの表面に凹凸ができて、それをよりどころとして水滴が発生してしまいます。

②窓を開ける

 かなり原始的かつローテクな方法ですが、即効性のある方法です。3分の1程度もあければ、あっという間に曇りは引いていきます!ただし、雨や雪が降っていると、ちょっと嫌な方法かもしれません。「雨や寒さなんぞドンとこい!」というお方は、全開もアリです。

 

③車内から外気を導入する

 窓を開けたくない!という方には、室内の空調スイッチを使って、外気を導入しましよう。車種によってデザインは違いますが、ごく基本的には、外から車内に向かって矢印が付いているマークになります。雨の日など、条件によっては窓ガラスが更に曇ってしまいます。

 

デフロスターデフォッガーを使う

 デフロスターというのは、フロントガラスやドアミラー付近に風が当たるモードです。デフォッガーとは、後ろの窓ガラスやドアミラーに熱線が入っていて、熱によって曇りを除去する装置になってます。後ろの窓を見ると、シマシマ模様を見かけることがあると思いますが、アレのことです!

f:id:enjoydriving:20181128171515j:plain

⑤エアコンを使う

 エアコンとヒーター、どちらも暖かいですが、何が違うのでしょう?答えは、除湿機能が歩かないか、になります。なので、曇りを除去したいのであれば、使ってみましょう。このとき、②や③を併用すると、効果はバツグンです!ほぼ曇りは取れます!

f:id:enjoydriving:20181128171535j:plain


『まとめ』

 そもそも、なぜ曇りを取る必要があるのでしょうか?それは、

曇っていると、前が見づらく、危ないから!

です!当たり前のことなのですが、とても重要です。

 昔、免許を取った友達が、冬場にびっしりと窓ガラスについた霜を取るのが面倒で、そのまま発進したら前の車に思い切りぶつけたことがあります。これが人であれば、目も当てられません。曇っていても、何とかなる、ではありません。いざとなると、何ともなりません!ぜひ、窓の曇らない快適な運転を楽しんでください!!

 

 

 

『スマートな進路変更を目指す!』

運転の苦手なポイント克服シリーズ

f:id:enjoydriving:20181119095326j:plain

市街地を走ると避けては通れないテクニック、それは、進路変更です。運転する頻度が低いなどで自信がない、というアナタにとって苦手なポイントとは、進路変更、車庫入れなどが「運転における苦手意識ランキング」の上位ではないでしょうか?
そこで、今回は進路変更のポイントについて検討したいと思います。

『安全確認⇒合図⇒再確認⇒行動』

 進路変更で必ずやるべきことは、2つあります。それは、安全確認と合図です!何メートル前から行うのか、などは、以前投稿した第12号に書かせていただきましたので、そちらを参考にして下さい!
安全確認の目的は、自分が安全に進路変更できるかどうかの確認です。そのために、


・ルームミラー
・ドアミラー(サイドミラー)


を使用し、確実に行って下さい。次に、合図については、

周囲への意志表示

のために出しています。つまり、アナタが

今から進路変更したい!

と、アピールするためです。実意は、このアピールが大切なポイントになります。これは、合図を出すことによって、

周囲のクルマがあなたのために入れてくれる(進路を譲ってくれる)

可能性が高くなるからです。
進路変更はただでさえ難しく、ベテランでも不慣れな場所や交通量の多い場所に行った場合、あまりやりたくありません。もしそんなシチュエーションで、アナタのために進路を譲ってくれたとしたら……。これはもう、合図を出さない理由はありません!
 注意点としては、ハンドルを切る前にもう一度確認してください。ミラーでは見えない死角の部分を、直接目視で確認しましょう!この部分は、見えているようで意外と見えていません。個人的にも、免許を取って間もないころ、進路変更をしようとして死角にいるクルマに気づかず危ない目に遭ったことがあります。
 当然ですが、譲ってくれたら、手を上げたり、ハザードランプを点灯させたりして、「ありがとう」という心からの意思表示をしてください!

f:id:enjoydriving:20181119095404j:plain

『進路変更できるタイミングとは?』

 進路変更自体の手順は以上の通りです。ここで、アナタはこう思うはずです。

「それは分かるけど、進路変更できるかどうかのタイミングが分からない」

 この点については経験がものを言います。ただ、ある程度の判断基準はあります。それは、以下のポイントになります。

「後方車両の全体像がルームミラーとドアミラーの両方に映っていたら、進路変更できるタイミングである」

 適切な画像がなくて恐縮ですが、この2つのミラーに車体の全体像が映っていれば、約30メートルの車間距離を確保できますので、進路変更できます。逆に、車体の一部が欠けて見える場合は距離が不足しているので、進路変更は見送ったほうが賢明です。

この基準には注意点があります。それは、

あくまでも、自車と後方の車両が同じ速度であることが条件

ということです。速度差が大きいと、この法則は成り立ちませんのでご注意ください。速度差をミラーで測る方法は、2回見ることです。つまり、1回目よりも2回目に見たときの方が、車両が接近しているように見えると車間距離は縮まっているので、かなり速度差があることを意味しています。

『まとめ』

 進路変更は条件によってはベテランでも難しい行為です。特に、久々に乗ると非常に苦手なイメージになると思います。運転中はこんなポイントも思い出しながら、軽やかにレーンチェンジを楽しんでください!ただし、法律的に「みだりに進路変更することは禁止」です。右左折などの正当な理由があるときにのみ、スマートにお願いします。