安全運転における最重要項目とは?

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                              ~運転テクニック編~

 

 久しぶりに道路を運転するとき、不安にならないで走る重要なテクニックとは何でしょう?

上手な操作でしょうか?それも必要ではありますが、絶対条件ではありません。

判断力?もちろんそれは大切です。

実は、それに付随して、「危険予測」が非常に重要になります!それは、どうしてなのでしょうか?

今回は、このことをテーマに考えていきたいと思います。

 

『なぜ、危険予測が重要なのか』

 アナタの運転を理論的に分析すると、以下の繰り返しで行われています。

 認知(ここでは、発見すること)⇒判断⇒操作

そして、この3つで一番大切な要素は、

 認知

です!なぜなら、運転時は、認知できないと、その先の判断も操作もやりようがありません。

 例えば、赤信号になっていても、アナタが「赤」ということを発見できなければ、その先の「停まらなくては!」という判断も、「ブレーキを掛ける」という操作もできず、信号無視か重大な交通事故になってしまいます。

従って、道路を安全に運転するためには、認知(⇒判断)をするために、まずは起こりうる危険を予測することが、とても大切になります。

このことは、昔免許を取るときに習ったことがあるかもしれません。

 ただ、免許を取るときには、これは大して重要な問題ではないはずです。おそらく、友達と教習の進み具合について話す、とか、あの教官は怖いから当たりたくないなあ、とか、の方が大事だったと思います。今免許を取っている18歳の人々を見ていても、大体そんな感じですし、学科教習は眠たそうに講義を聞いています。

 

『かもしれない運転と、だろう運転』

 では、どうすればいいのでしょうか?

それは、この先何か起こるかもしれない、と、予測する、

「かもしれない運転」

をしてください!

 例えば、信号交差点では、今現在は青ですが、「赤になるかもしれない」と、予測を立てながら運転する方法になります。

 しかし、大変残念なことに、ほとんどの方は、「青だから行けるだろう」という、

「だろう運転」

になっています。これは、客観的に見ると、かなり危険な方法です。安全に運転する、という責任において、これは絶対にやってはいけません!

 

往々にして交通ルールを無視して走行しているドライバーはたくさんお見えになります。そんな交通場面において、「みんないい人だから大丈夫!」という性善説で運転をすることは、自ら、交通事故に向かって邁進していることと一緒です!アナタが交通事故を積極的に起こすことはないかもしれませんが、交通事故をもらわないためにも、この「危険予測」が

「とても大切なお守り」

として機能します!いまからでも遅くありません。この瞬間から、ハンドルを握るときには危険予測を実行しましょう!楽しい運転は、無事に帰ってくることが第一歩ですから!!